2005.06.28 長新太さん逝く
      
おとといの新聞で知ったことだけども、絵本作家の長新太さんが亡くなられた。
大きな驚きとともに、謹んでご冥福をお祈りします。

ここ何年ものあいだの、だれかれが亡くなったというニュースのなかで、いちばん驚いたし、いちばんいちばんショックだ。 同じチョーさんでも、いかりや長介さんの訃報を聞いた時にもずいぶん寂しい思いをしたけど、それよりももっともっと悲しい。
幼少時テレビのない家に育ったもので、我が家の娯楽と言えば本だったんだ。だからか、よけいに作家さん・画家さんという存在をごく身近に感じていたんだな、と実感しているよ。
大好きな本を世の中にどんどん送り出してくれる人は、いつまでもずっと作り続けて楽しませてくれるように思っちゃうけど、当たり前だけど、それは気のせいなんだな…。


最後にブタヤマさん自身が空に浮かんでるのを見て、ブタヤマさんは、びっくりして「ブキャッ」て言うんだ。


小さい頃、この絵本がどんなに好きだったか。
母に読んでもらって、小さかった弟がケラケラ笑ってたなぁ。
ほとんどトラウマになりそうなくらいの、ものすごいインパクトがあったんだよなー。
『キャベツくん』。

『めのまどあけろ』も弟が気に入ってて、何度も読まされたなぁ。小さい絵本なのに、ものすごく広い世界だったなぁ。
『ごろごろにゃーん』て絵本もあったなぁ。あれは、あれはなんだったんだろなぁ。
『ろくべえまってろよ』も『でぶの国のっぽの国』も『なんでもはかせのなんでもパンツ』も『マコチン』も、ぜんぶ挿絵は長新太さんだったなぁ。
数えあげだすと、キリがないほどだなぁ。涙。涙。

今となっては考えられないことだけど、昔、児童書の奥付には、作家さん・画家さんの住所が載ってたんだ。
手紙を送ると、たいがいお返事もらえたんだ。
あの絵入りの手紙たちはいったいどこへやっちゃったんだろ。

多くの子どもたちと同じく、Cheeのなかにも、長新太さんの絵や言葉からもらった感性のカケラがちょっとだけ入ってて、今のCheeの身をちょっとだけ作っている。
だいじにしよう。

※ 上の絵はCheeが描いたイメージです。
ほんものは、こんなに味気なくないヨ;
『キャベツくん』を、子どもは、みんなかぶりつきで見入る。大人は、きっとびっくりしながら読む。Cheeは、昔から大好きだ。ぜひ見てみてください。

※ 06.29 追記
ミクシィでも同じ日記を書いたら、長新太さんの息子さんが、その日記にコメントをつけてくださいました。これからまだ新作も出版されるとのこと。「長の長男です」と、一見いたずらと見まごう書き出しに愉快なお人柄の片鱗が見える息子さんは、ミクシィ内で長新太さんに触れた日記を全て読み、全てにコメントを残しているもよう。
とても、なんというか悲しいけれども嬉しいような切ないような感動するような気分になりました。書いてよかった。(絵は描かなきゃよかった…;)

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2005.06.22 読破
赤毛のアン
別館monoで『赤毛のアンの手作り絵本』を紹介したのをきっかけに、モンゴメリ『赤毛のアン』を読みはじめました。
気に入った本ばっかり何度も繰り返して読むタイプの本好きであるCheeは、赤毛のアンの10冊を読むのも、これで人生10回目ぐらいです。読みすぎて、本はぼろぼろ。
永遠の名作なのです。アン。

で、先週読み終わりました。

1冊めを手に取ったのが、monoに書いた頃の去年の12月だったので、ほぼ7ヶ月も読み続けだったことに。
子どもの頃〜学生時代は、1日に1冊として10日、長くかかっても2週間で読んでたのに。
今のCheeが本をいつ読むかというと、前にほんのちょっと書いたけど「夜の少しの時間に」とか、「仕事で取引先へお使いに行く電車の中で」とか、…「とか」「とか」ていうか、そんだけしかありませんでした。
かように大人というものは時間がないものなのだなぁ、と、実感したですよ。

…アンを読んでる時は、Cheeのなかの少女の部分がむくむくとよみがえってきて、「愛」やら「ロマンス」やら「お菓子」やら「手芸」やらがとても身近なものに。
実生活にはけして生かされないだけに、気分の切り替えがタイヘンです。

さて次は何を読もうか。
最終巻では、

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2005.06.20
絵

ミクシィにいりびたっています。
最近、好きなものに関する情報のソースがミクシィのコミュニティなの。
とても便利で楽しいです。
そんで、毎日絵日記を描いてます。
あっ、ウソです言いすぎた「できるだけ毎日」絵日記を描いてます。
ここでときどき書く日記もかなり他愛ないけれども、あっちのはさらにもっとくだらん感じです。
だからどーした的なひとりごとが多いんだけども、ミクシィやってる方は探してみてください。
足あと残ってると、たいてい伺っています。

絵

…それで、こっちに添えてる絵もそうなんだけど、このどってことない絵を描くのに、でも実はものすごく時間がかかっていて、できれば、小さな絵だったらもう少し「サラサラ〜」と上手素早く描けるようになりたい! と思っているのです。つねづね。
練習のようなつもりで、ちまちまと描き続けてるんだけども。
毎日続けてたら慣れでスピードアップできるかと思って。
なかなか上手にも素早くにも上達はしないもんですね。

絵

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2005.06.09 明日は、初
つれてけたらいいのに会社の慰安旅行で1泊、家を空けます。
たった2年の人生を生きているムスコは何においても初めてなことばっかりだけど、母親歴2年のCheeだって、ムスコに関することは色々と「お初」が多いのだ。
ムスコと離れてひと晩。ぅえ〜〜〜。
朝の集合も少し早めなので、保育所へ送っていくとこからオットがやります。夕方6時までに(延長で最遅7時)迎えに行き、ゴハンを食べさせ、オフロに入れて寝かしつけ。たったこんだけのことだけど、毎日デフォルトで帰宅が午前様なオットにも、初めての体験だ…。

和倉温泉。東尋坊。松井秀喜記念館。焼肉。お泊まり加賀屋。魚市場(おみやげ付き)。えぇと、あとなんだっけな。とても楽しみなんだけど、やっぱちょっと不安のほうが多い感じ。心配しているほどには、あとになってみれば多分どってことなかった! という結果になるんだろうけどね。
いろいろと、まーだまだ新米なのだなぁCheeも…。

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2005.06.04 93%
保育所の行き帰りなんかに、
よそ様のお宅の前に置いてある乗用玩具や三輪車を見て
ムスコが、
「よしょ(よそ)のブッブほしい」「よしょのジテンシャのりたい」
と言うので、うちでもそろそろ乗せてあげようかと購入。

先日、届いたのでいっしょけんめい組み立てたんですよ。
そういうのはオットにまかせればいいのに、そこは平日の夕方、
早くムスコに見せてあげたくてさ。




あんのじょう四苦八苦してしまい、でもそうでもないような顔して取り組んでいたら…、




でちないの?
んま。この場にふさわしい的確な口をきくようになっちゃって。




それから、
まだ
たいしたやりとりじゃないように見えても、
「だって」と「まだ」と「もう」と「ねん(大阪弁)」
…を、使うようになっているし、




コロッケやのに
ムスコの口から飛び出すコメントがあまりにナチュラルなので
その表現力に、そのつどつどびっくり。




誕生日直前から2才2ヶ月になるこの現在までの2〜3ヶ月、
毎日、何かひとつずつ新しい言葉を得ては実際に使って
どんどん豊かになっていくムスコ。



あー、かしこい。ムスコ。あー、かわいい。

ムスコホームページのアバウトのとこに「親ばか度」って前から書いてあったんだけど、
長らく84%だったのを、今日、引き上げといた。
こんなにかしこいと、マックス振り切る日も近いヨ。

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